見た目と美しさと清潔さというものは全く関係がないのだと、若い頃に思い知らされたことがありました。とても仲が良くなった友達の家に泊まりに行くと、そこには大きなごみ袋がいくつも散乱していた状態だったのです。
その友達は、夕方から深夜にかけての仕事をしていましたから、時間的にも早朝にごみ出しをするのも間に合わなかったのかもしれませんが、それにしても全く掃除をしていないという程にひどい状態でした。住める部分が本当にあるのかというぐらい床面積もなく、ごみ袋からは妙な汁が出ている状態でした。
この中で宿泊しなければならないのかと思うと本当にぞっとしましたが、すぐに自宅に帰るわけにもいかないので、結果的に少し部屋を掃除しなければなりませんでした。友達はいわゆる清掃ができない人だったのかもしれません。
貴重な経験でもあるのかもしれませんが、二度とこのような不衛生な家には上がりたくないと思いましたし、マンションを管理している人も大変な災難だと気の毒だと思いました。