遺品の片付けで整理する大切さが分かる

私の夫の両親とも亡くなり、夫は一人っ子で別世帯で暮らしていたので夫の実家が残りました。
売却するにしても私達家族がリフォームして住むにしても、まずは義両親の遺品整理し、不用品は処分しなければなりません。
義両親はあまり物を増やさず質素に暮らしていましたので、そんなに多くないだろうと思っていました。

しかし、人間が生活しているといろいろな物が家の中にあるものです。
義両親でさえあることすら忘れていたかもしれないようなメモ、手紙、写真、書類などや冷蔵庫の中の食材、調味料、食器、衣類、電化製品、布団、家具ときりがないほどです。
なんでこんなものを残しておいたのか?と疑問に思うような物もいっぱいあります。

とにかく、一つ一つ残すかどうかを判断して処分するしかありません。
思い出に浸っていると作業は一向に進みません。

手紙、年賀状、書類などはほとんど処分することにしたのですが、個人情報がいっぱいなのでそのまま捨てるわけにはいかず、シュレッダーを購入して少しずつ処分しました。

処分するのに困ったのは神棚と人形類です。
結局、神棚は近くの神社で相談して引き取ってもらえました。
人形類はネットで検索すると人形供養をしてもらえるお寺があるのが分かりました。
お寺によっては郵送や宅配でも引き取ってもらえるところもありましたが、結構何体もあったので一番近くのお寺に持っていきました。

自分達で運べる程度の家具、家電は市のごみ集積所に直接持っていけば重さ単位の処分料金なので、ごみの日に出すよりもずっと安く処分できました。
あと残っているのは大きな食器棚や冷蔵庫、洗濯機などはもう業者に来てもらって引き取ってもらうしかないと思っています。

生きている内に物を整理していらないものは処分していかないと残された者が大変な思いをすることが分かったので気をつけるようになりました。