母の遺品整理について。

私の実家の母は、捨てられないタイプです。
そのため、家の中には、乱雑に物を並べられていて、使っていないもので溢れかえっていました。
特に母は、私達の子供時代の絵などを大切にしていました。

 

私達兄弟は、家が荷物だらけで狭いため、早々に家を出て一人暮らしや、結婚してほとんど家にも帰っていませんでした。
しかし、ある日母は、病気で入退院を繰り返した末に亡くなってしまいました。
私達兄弟はしばらくは悲しみで手をつけられませんでしたが、遺品整理することにしました

実家にいた時は、ゴミのように思えていた私達の子供時代の作品や、服など一つ一つ観ると、とても綺麗に仕舞われていて、私達を大切に思っていたんだなとすごく実感しました。

 

そして、母に育ててくれてありがとうという気持ちでいっぱいなのと、もっと母の話を聞いて一緒に片付けしたり、大切にしてあげたらよかったなという後悔ばかりでした。
母の遺品から、私は子供時代に母に何度も読んでもらった絵本を持ち帰り、今は娘に読んであげています。